ウーパールーパーは絶滅危惧種？

メキシコのウーパールーパーは絶滅危惧種

ウーパールーパーは元々メキシコの湖に生息している生き物です。しかし、メキシコの湖が次々に埋め立てられ、ウーパールーパーたちは住処をどんどん奪われてしまいました。また、食用として捕まえられることもありますし、さらには数少ない住処も排水で汚されて死んでしまうものも多くいまし。その結果ウーパールーパーの数は減っていきました。

そして、今現在では絶滅危惧種とされ、捕まえることや取引をすることは禁止されています。

日本のウーパールーパーは？

ですが、今日本ではウーパールーパーがペットとして人気です。どこのペットショップに行っても、販売されているのを見かけます。捕まえることや取引をすることを禁止されているのに日本では販売してもいいのでしょうか。

この日本のペットショップで販売されているウーパールーパーは、ペット用として日本で繁殖されたウーパールーパーです。そのため、販売しても問題ありませんし、簡単に手に入れることができます。

絶滅危惧種になっており、取引が禁止されているのは、メキシコに住む野生のウーパールーパーです。

生き物は大切に

日本のウーパールーパーはペット用に繁殖されたものですが、簡単に増やせ、簡単に手に入るからと言って粗末に扱っていいわけではありません。

どのようにして生まれたのであれ、命を持った生き物です。そんな生き物を飼育するのですから、最後まできちんと飼育する責任があります。

ペットとしてウーパールーパーを飼育する際には、野生のウーパールーパーが絶滅危惧種であるという現実と、最適な飼育方法、病気になったときの対処方法などをしっかりと勉強したうえで飼うようにしましょう。

ウーパールーパーは絶滅危惧種？