ウーパールーパーは何類なのか

ウーパールーパーは水の中で生活をする生き物です。ではウーパールーパーは魚なのかというと、手足が生えており、魚とは思えません。

そんな不思議なウーパールーパーは、実際には何類なのでしょうか。

ウーパールーパーは、実は両生類です。しかし、ただの両生類ではなくある特徴をもった両生類です。

両生類として有名な生き物にカエルがいます。確かにカエルは水の中を泳ぎますし、手足も生えています。しかし、カエルとは大きな違いがあります。それは、ずっと水中で生活をするということです。

ウーパールーパーはエラ呼吸であるため、ずっと水中にいることができますが、カエルは肺呼吸であるため、基本は陸地で生活をします。

なぜ、このような違いが生まれるのかというと、ウーパールーパーはオタマジャクシの状態のまま大人になる珍しい生き物だからです。

これはウーパールーパーの大きな特徴の一つでもあります。

ウーパールーパーはずっと姿が変わらない、つまりオタマジャクシのまま大きさだけが大きくなったような状態です。

では、絶対にウーパールーパーは姿を変えないのかというと、そんなことはありません。

ウーパールーパーも飼育環境によっては肺呼吸に変化して、陸地で生活をするようになります。その際、見た目が大きく変化し、一般的に知られているウーパールーパーの姿ではなくなるため、水中にいるウーパールーパーの姿に見慣れた人の中には戸惑う人も少なくはありません。

ウーパールーパーは子どもの姿のまま大人になるという点でも珍しい生き物ですが、稀に大人の姿に変化するという点でも珍しい、全てにおいて珍しい生き物だと言えるでしょう。