ウーパールーパーの変態にはヨウ素が必要

ウーパールーパーの変態にはヨウ素が必要

ウーパールーパーの変態にはヨウ素が必要

ヨウ素によってウーパールーパーが変態する

ウーパールーパーはカエルと同じ両生類です。しかし、ウーパールーパーは特殊で、産まれた時から死ぬまで姿を変えずに、ずっとエラ呼吸のまま生活をすると考えられていました。つまり変態しないということです。

 

そんなウーパールーパーですが、実は変態するということが判明しました。その原因までは分からなかったため、家庭で飼育するウーパールーパーは変態しないと言われていました。

 

しかし、最近になってヨウ素があればウーパールーパーが変態するということが分かったのです。そのため、家庭で飼育しているウーパールーパーも変態する可能性があるということが分かりました。

 

ヨウ素の調整は難しい

ウーパールーパーを変態するかはヨウ素の量によって決まります。

 

変態させたい場合には飼育環境にヨウ素を多く含ませてあげれば変態しますし、そのままの姿で飼育したいのであれば、ヨウ素が含まないように注意すればよいということになります。

 

しかし、ヨウ素の調整はそれほど簡単にはいきません。ウーパールーパーを飼育する際には、水槽の底に石などを敷くことがありますが、その石からヨウ素が排出されることもあります。知らぬ間に変態するのに十分なヨウ素が確保されているということもあるのです。

 

姿が変わってもかわいがる

このように、ウーパールーパーはいつ変態するかわからない生き物です。

 

ウーパールーパーが変態する場合は、顔の横のエラがなくなり、背びれもなくなります。そして、手足も太くなるなど、姿が大きく変わってしまいます。

 

姿が変わってもかわいがることができるのであれば問題ありませんが、もし姿が変わってしまうと飼育できる自信がないのであれば、ウーパールーパーの飼育はあきらめた方が良いでしょう。

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